重耳

しのびだ

2009年04月18日 17:30

こんにちは、しのびだです。









最近読み終えた「重耳」(ちょうじ)。

古代中国の春秋戦国時代、

管仲で有名な斉の桓公に次いで中華の覇者となった

晋の文公の物語です。

レッドクリフの三国志よりずっと昔、紀元前のお話。














この本の前に読み終えた「孟嘗君」田文と似て、

「国(土)」の中に国があるのではなく、

「人」の中にこそ国があると考えた、すばらしい君子だったようです。













重耳のような覇者といえば、諸侯を糾合し会盟を行いました。

今風にいうと、国際会議ですね。

その盟主が生贄の牛の耳を取って

列席している諸侯と誓約を交わしたと言われます。

そのことから、リーダーとなって思い通りにすすめることを

牛耳を執る、つまり牛耳るといわれるようになったそうです。

(って有名な話か、な。。。)







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