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トリノ エジプト展

2009年08月22日

Posted by しのびだ at 01:29 │Comments( 0 ) おでかけ
こんばんは、しのびだです。









昨日は、仕事をさぼって

上野の東京都美術館で「トリノ エジプト展」を見てきました。

営業で電車にて移動する際に

何度も広告を目にしてたので、

とっても気になっていました。

昔はとバスツアーかなんかで行って以来、

上野に行ったのはウン十年ぶりでした。












目玉はコレ。

アメン神(向かって左側)とツタンカーメン王(右)の像。

超巨大な彫像です。

(もちろん撮影NGなので、妻が買ったポストカードの撮影で我慢…)

トリノ エジプト展












王より上位を表わすためアメン神は大きく、

従属するツタンカーメン王は小さくしているそうです。

この角度だと見えませんが、

ツタンカーメンの右腕をアメン神の後ろに回して

アメン神への親情を表わしているそうです。

アクエンアテン(アメンホテプ4世)の時代に傾いたアテン信仰から、

アメン神の信仰へ回帰した象徴なんですかねぇ。












彫像を間近で見れるメリットは、

こんな風に

正面以外の別角度からも見れることだなぁと思いました。

写真や本では分からなかったものが見えます。












あと、この像は

後のファラオであるホルエムヘブ王に、

ヒエログリフで書いたツタンカーメンの名前(カルトゥーシュ)を

消されたんだそうです。

ホルエムヘブが執拗に

歴史から抹殺しようとしたはずのツタンカーメンが

こんなに皆の知るところとなるとは、

何とも皮肉なもんです。












この他、パピルスに描かれた死者の書もありました。

アヌビス神の前で心臓を天秤にかける裁判を描いた

あの有名なシーンです。

赤ちゃんのミルクを奪ったことは無いか?などという質問をするんだそうです。

ミイラもそうですが、死後も「生き続ける」という

信仰が強かったってことですかね。












このトリノ エジプト展は、

アクエンアテンやハトシェプストといった

有名なファラオよりも、

どちらかというと

古代エジプトの信仰や儀式に関する

展示が多かったように思えます。

ステラ(石碑)や牡羊の頭を捧げる像とか。

世の中的にはマイナーなものが多いので、

とても貴重な資料ですが

名前とか全然覚えられません。。。












英国の大英博物館で

古代エジプトの展示品を見てから十余年。

日本にいながら、とても貴重な体験ができました。

閉館ギリギリまで観覧してたので

最後は駆け足でしたが、

ほんと行ってよかった!
















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