こんにちは、しのびだです。











キルフェボンのブラックペッパークッキーが

成田空港のファーストクラスラウンジで

食べれる話で思い出したのですが、

昔、一度だけあわやファーストクラスに

乗るはめになりかけました。












時は、サッカーの日韓ワールドカップのころ。

そのころサラリーマンやってたのですが、

ちょうど泊まりで作業することになったのでした。












泊まりで頑張るからには何か成果を、

と思って、

（仕事で成果出せ、というツッコミは無しよ）

夜通しワールドカップチケットの

申し込みページにアクセスしてました。

そのリロード回数たるや、

およそ10,000アクセス！

これがまた、なかなか繋がらないんです。

この時ほど頑張ったことは

後にも先にもありません。












苦労の甲斐あって10枚のチケットを予約できたのですが、

足が無い状態でチケットだけ取ったので、

翌日帰宅する足で旅行代理店へ。












そしたら、韓国行きの飛行機は

ファーストクラスしか残っていませんとか言われて

友達と超焦ったのでした。

一生に一度だろうからまぁいいかと思いつつ、

韓国往復でウン十万はなぁ…と。












結局、行きを半日早めて、

帰りを半日遅めることで

何とかビジネスクラスに落ち着きました。

会社から成田へ、成田から会社へという

強行スケジュール。

そして、たった数時間だけど、

無駄に初のビジネスクラス。












無計画さたっぷりの

「弾丸」韓国旅行になりました。












で、サッカーのチケットが余分に取れたので、

このままキャンセルするものなぁと思い、

チケットの発券所(日本)で

サッカー好きの友達Y君に連絡…。












「あのさ、韓国での試合のチケット余ってるけど、

今週末行けるなら発券しておくよ。

いらないなら、今キャンセルするよ。

どうする？行く？今すぐ決めて！」

と、いきなり決断を迫りました。












友達のY君は

「う…、う、うん、、、、

行くよ！行く！仕事も足も何とかする！」

と、あとさき考えず、とりあえず即決。

当然、彼も足無し状態。












しかもY君は仕事の都合でどうしても

試合会場まで陸路では間に合わないことが

後で分かりました。。。

やむなく仁川国際空港から金浦空港へ移動し、

鬼のキャンセル待ちで国内便の航空券をゲットして

辛くも試合開始ちょいすぎに到着。

無計画でも、言葉が分からなくても

結果を出してしまうのが

神童と言われるY君です。













しかも連絡手段がなかったので、

数万人の群衆の中で

「フィーゴのユニ着てるから、見つけて！」

(元ポルトガル代表の選手のユニフォーム着てるってことね)

という無茶な要望。












「おいおい分かるわけねぇよ」

と思ったものの、探さないと、というわけで

「空港からのバスはどこに着くの？」

と韓国人のスタッフさんに

カタコトの英語で伝えるも玉砕。

「エアポート」すら通じないし













なんせ、韓国語で勉強してたのは

「こんにちは」

「ありがとう」

「おいしいです」

「キムチおかわりください」

「ごちそうさま」

の5つだけ。

やっぱ、足んないですね、これだと。

空港の韓国料理レストランで

早くも全ボキャブラリーを使い果たしました。












何だかんだ、案外すぐにY君を見つけて合流。

ただ、試合開始間際で焦っていたので、

広いスタジアムの周りを

ずっとダッシュしてて、

肺気胸の病み上がりだった友人Kちゃんは

「もうダメ。オレを置いて行って～！」

と、もはや息絶え絶えでした。

ってか、置いて行ったら

落ち合うのが大変だっつうのに。

Kちゃん、フィーゴのユニ着てないし。













日本・韓国含めて全部で3試合観たのに、

ゴールは1回しか生まれず、

しかもその虎の子の1点も

ウェーブしてたら見逃したという

何とも貴重な体験でした。













そんなこんな、珍道中のお話でした。

もはやビジネスクラスの話じゃないけど、

まぁ、いいよね。